瀬戸内海は古くから中国との貿易で重要な航路として栄え、たくさんの風待ち、潮待ちの港町や、中継貿易港が存在しました。

なかでも平清盛が日宋貿易の中継地として厳島を重要視していた事は有名で、海上交通の神様としても祭られた厳島神社は数々の神話や伝説、歴史が残る日本有数の地です。

近年では、その神秘性からパワースポットとしても支持を集め、老若男女問わず親しまれる観光地となっています。

宮島の北端にある聖崎灯台は海中に建つ古い灯篭型灯台です。対岸地御前の人によって毎日点灯されていました。[1844年建立]現在は外観はそのままに、太陽光発電になっています。聖崎の先端は崩落により満潮時は蓬莱島という島になります。

石鳥居 [1906年建立]
千畳閣 [1587年建立厳島神社末社豊国神社]
五重塔 [1407年創建　檜皮葺，高さ27m]
も海上よりご覧いただけます。

宮島の大鳥居と厳島神社を船上からご覧いただけます。
高さ約16.6m、棟の長さ24.2m、主柱周り9.9m、総重量は約60t、主柱は楠の自然木、袖柱（ささえている柱）は杉でできています。

夜にはライトアップされた鳥居に悠久の時を感じます。
平安時代に作られ、現在の鳥居は明治8年に建立された8代目の鳥居です。

広島港東防波堤灯台(赤)、 西防波堤灯台(白). 初点灯, 1978年（昭和53年）2月28日. これからも銀河を見守り続けます。

ランチクルーズでは広島港を出航し南下します。安芸の小富士として有名な似島、峠島の間を抜けて航行します。

似島と江田島の間を抜ける海域は島が多く多島美を一番感じられる瀬戸となります。昭和20年4月7日、呉港を出航した戦艦大和はこの航路を通り沖縄へ進路を進めました。